南住吉住宅ABC棟現場報告

10/26 地盤調査
本日地盤の調査を行いました。地震時には、地盤によって建物に及ぼす影響が大きく違います。出来る限り建築前の地盤調査は行うほうが良いでしょう。当社では、不同沈下に対する保険の加入も提案しています。
 
10/27 埋蔵文化財調査
所沢市は歴史的埋蔵文化財が認められる地域が多々有り、調査が義務ずけられる事があります。今回の敷地は当該地域で調査を実施しました。
10/28 地鎮祭
本日地鎮祭を行いました。晴天に恵まれ、無事故で無事に完成するように一同祈願いたしました
 
10/29 遣り方
10/30 根伐り 床付け
基礎を造るために地面を掘削することを、根伐りといいます。掘削した底の部分を平らにすることを、床付けと呼びます。この時地盤を目視し、地盤調査の結果と比較検討、確認を行います。
11/1 (雨) 作業中止
11/2 栗敷き
本日栗敷きを行いました。隙間無く栗を敷き詰め、この後目潰し砂利を敷きこみ、転圧の作業になります。締め固めの転圧は十分行い、地盤が固くなっていることを確認します。
 
11/4 (晴れ) レベル出し、防湿シート張り、捨てコン打設
本日防湿シートを張り、捨てコンクリートを打設しました。防湿シートは100mm以上重ねます。
 


11/5 (晴れ) 鉄筋組み立て
本日基礎の鉄筋組み立て作業を行いました。あと1日かかりそうです。
 
11/6 (晴れ) 鉄筋組み立て
本日基礎の鉄筋組み立て作業が終了しました。鉄筋工事では、鉄筋の太さ、本数、間隔、などについて、チェックします。この他、重要なのが「定着長さ」「継ぎ手長さ」「開口補強などの補強筋の施工」についてのチェックです。定着長さとは、例えば基礎の立ち上がり筋(縦の鉄筋)が、耐圧盤(土間の鉄筋)に重ねなければいけない長さのことで、継ぎ手長さとは、鉄筋同士を継ぎ足す場合の重ねる長さのことです。これらの長さは、通常鉄筋の直径の35~40倍の長さで、コンクリートの強度などにより決まっています。補強筋については、力が集中する部分に補強を施すもので、図面等で規定しています。
 
11/8 (晴れ) 耐圧盤コンクリート打設
本日基礎の耐圧盤コンクリート打設作業を行いました。コンクリートの品質試験も現場にて行いました。コンクリートの試験は、(下の右側の写真を参照)強度を調べるための試験体(写真左の円筒形の6本)を1週目と4週間後の2回3本ずつ破壊試験を行い平均を取り確認します。中央の山はスランプ試験とよばれるもので、コンクリートの硬さを確認します。右側はコンクリートに含まれる空気の量を測定します。写真左の円筒形の頭に白い紙のような物が刺してあるのが見えるでしょうか?これはコンクリートの塩分を測定しているものです。このような試験を行い、コンクリートの品質を確認します。明日は、養生(コンクリートの保護)のため作業は行いません。
 
11/10 (晴れ) 立ち上がり基礎型枠組建て
本日立ち上がり基礎型枠組建て作業を行いました。ここでは、型枠の巾(基礎の厚さ)や、鉄筋のかぶり厚(型枠と鉄筋の隙間の長さ、つまり鉄筋がコンクリートにどのくらいの深さで埋まっているのか)をチェックします。また、この時アンカーボルトの位置や埋め込み深さも確認します。
 
11/11 (晴れ) 基礎立ち上がりコンクリート打設
本日基礎立ち上がりコンクリート打設作業を行いました。明日は、養生(コンクリートの保護)のため作業は行いません。
 
11/15 (雨後曇り) 立ち上がり基礎型枠払し
本日立ち上がり基礎型枠枠払し作業を行いました。
 
11/16 (晴れ) 建物周囲整地、ポーチ型枠
本日は建物周囲の整地及び玄関ポーチの型枠作業を行いました。
 
11/17 (晴れ) ポーチ鉄筋組、及びコンクリート打設
本日は、玄関ポーチの鉄筋組、及びコンクリート打設作業を行いました。
 


11/18~22 設備埋設配管・材木搬入
11月18日~22日までの5日、間建物外部の設備埋設配管を施工しました。汚水、雑排水、雨水、給水等の配管で足場を組む前に施工しました。22日には、土台等の材木の搬入も行いました。
 


11/23~24 (晴れ) 墨だし・土台敷き
本日は、墨だし(基準となる位置を基礎の上に墨をつけて表示する作業)を行い、引き続いて土台(基礎と柱を結ぶ材木)の設置を行いました。明日も引き続き、土台敷きの作業を行います。
 
11/25 (晴れ) 上棟
本日は天候にも恵まれ、無事上棟致しました。A/B/Cと3棟あり夕方暗くなるまで、懸命に作業しましたが最後の1棟の母屋と棟だけが残ってしまいました。今回は、根太レスの工法を採用したので、2階の床も同時に貼ってしまいました。この床が作業するのに、とても有効でした。
 
11/26~27 (晴れ) 屋根垂木・野地板
11月26日~27日は、屋根の垂木・野地板を取り付ける作業を行いました。雨が降る前に、屋根瓦(コロニアル)葺きまで完了したいと思います。
 
11/29 (晴れ) 筋交・金物取り付け
本日は筋交・金物取り付け作業をしました。地震や台風などの外力が加わった時、十分な働きをさせるためにとても大切なものです。在来木造軸組み工法では、筋交により耐力壁を構成しますが、最近ではこれに構造用合板を組み合わせることにより、ツーバイフォーの良い点を取り入れています。
 
11/30 (晴れ) 外部足場仮設
本日は、外部の足場を仮設する作業を行いました。
 
12/1 (晴れ) 屋根防水・金物取り付け
本日は屋根の防水のため、ルーフィングを貼る作業をしました。ルーフィングは重さの表示で性能を表します。一般的に屋根下地では22Kg以上の物を使用します。重ねしろは上下方向は100mm以上、左右は200mm以上とします。留め付けにはタッカーと呼ばれるホチキスのようなものを使います。重ね合せ部分では300mm内外で、その他は、要所を弛みの無いように止めてゆきます。立ち上がり部分は、瓦ぶきの場合は250mm以上、その他は120mm以上が最低基準です。
 


12/2 (晴れ) コロニアル葺き
本日は屋根のコロニアル葺きの作業を行いました。
 


12/3 (晴れ) 玄関庇・間柱・窓台
本日は玄関庇・間柱・窓台など大工工事の作業をしました。最初の写真は、間柱や筋交の部分です。ここでは筋交プレートのビスの確認や柱の仕口(上下端部)の金物の確認を行います。次の写真は窓が入る部分の下地です。ここでは、窓の寸法による開口のチェックと、高さを確認します。下段左は、防火破風の下地です。右は玄関の庇の下地です。ここではビスによる締め付けが行われていることを確認します。
 


12/4 (晴れ後夜雨) 引き続き大工工事、設備床下配管、庇屋根葺き
引き続き、窓廻り、間柱、金物取り付けと、設備床下配管、玄関庇コロニアル葺きの工事を行いました。
 


12/7~8 (晴れ) 外部合板貼り
本日は外部合板貼りなどを中心に大工工事の作業をしました。ここでは、釘の種類や長さ、ピッチなどの確認が重要です。それから間柱は巾が狭いため、雑な作業をすると、釘が間柱から外れてしまうことがありますので、この辺もチェックしましょう。
 


12/9 (曇り) 外部合板貼り、バルコニー、等大工工事
引き続き、外部合板貼りや、バルコニー廻りなどを中心に大工工事の作業をしました。バルコニーで注意するのは水の勾配と、はきだしサッシュの床からの高さです。これは漏水事故を起こさないために、下地から注意が必要です。FRP防水の場合、立ち上がりは最低10Cm以上ですが、出来るだけ高い方が良いでしょう。今回は、一般部は30Cm以上、サッシュ下は、15Cm以上を確保しました。
 


12/10 (曇り) サッシュ搬入、外部合板貼り他大工工事
本日はアルミサッシュの搬入がありました。外部合板貼りが本日中には終了しますので、引き続きサッシュの取り付け作業を行います。サッシュの取り付けでは、真直ぐに取り付けてあることが重要です。これを建てい れ検査といいます。この他、歪みが無いかの対角検査などを行います。
 
12/11 (曇り) サッシュ取り付け、外部合板貼り他大工工事
本日はアルミサッシュの取り付け作業を行いました。外部合板貼りはほぼ終了しましたが、釘の本締めが未了です。外壁の合板は釘のピッチが荒くなった状態です。これから約150mmピッチで釘を打つ作業を行います。
 



12/14 (曇り) バルコニー床防水下地、1階床下地他大工工事
本日はバルコニー床防水下地、1階床下地他大工工事を行いました。バルコニー床防水下地には珪酸カルシウ ム版(ア)12mmを貼ります。これは準防火地域における防火措置です。下の写真は、大引きとそれを支える束を写したものです。最近はプラスティック製の束が使われています。腐らず、変形が無いことが良い点です。
 


12/17 (晴れ) バルコニー床防水、金物取り付け他大工工事
本日は大工工事の他、バルコニーの防水工事を行いました。まず初めにプライマーと呼ばれる液体を塗布し ます。その後、排水ドレン廻りや、アルミサッシュ廻り、コーナー部分などにコーキングで下地処理します。 次に、ガラス繊維を敷きながら防水材を塗布して行きますが、これを2層または3層に塗り重ねて行きます。
 


12/18 (曇り) バルコニー床防水、内部造作大工工事、外壁防水紙貼り
本日はバルコニー床防水の仕上げと、内部造作大工工事を行いました。下はバルコニー床防水のトップコート の写真です。防水工事では、立ち上がりの高さ(30Cm以上が理想、最低10Cm以上)や、排水溝、ドレン廻り、コナー部分、サッシュ廻りが丁寧に施工されているかを確認します。
 


12/20 (晴れ) 内部造作大工工事、外壁防水紙貼り
本日は内部造作大工工事、外壁防水紙貼り工事を行いました。下段左の写真ですが、基礎と合板の間の隙間で床下の換気をしています。ねずみの侵入防止の通気材が見えますでしょうか?その上から水切り材を取り付け ている写真です。外壁防水紙は水切りにかぶせて貼り上げて行きます。バルコニーは、防水に10Cmほど重なる まで貼りおろします(上段右写真)。防水紙の水平の重ねは10Cm以上、垂直の重ねは30Cmほどとります。
 


12/21 (曇り) 内部造作大工工事、外壁防水紙貼り
本日は外壁防水紙貼りと、内部造作大工工事を行いました。内部間仕切りや、木製建具の開口下地、天井下地などを組みます。下の写真は断熱材(グラスウール)の上に防湿気密シートを施工している写真です。
 


12/23 (晴れ) 内部造作大工工事、ユニットバス設置工事
本日は内部造作大工工事、ユニットバス設置工事を行いました。
 
12/25 (晴れ) 内部造作大工工事、外壁サイディング工事
本日は内部造作大工工事、外壁サイディング工事を行いました。下段右の写真は、通気工法の縦胴ぶちの施工 写真です。下段左側写真は、軒裏換気材を取り付けたところです。コーナー部分が未施工です。
 


1/7 (晴れ) 外壁サイディング工事
本日は昨年に引き続き、外壁サイディング工事を行いました。2番目の写真は、通気工法の縦胴ぶちの施工 後サイディングを取り付けているところの写真です。換気等のダクト廻りは防水紙とダクトをコーキングや テープで防水処理します。一番下の写真は、軒裏の耐火ボードを取り付けたところです。
 


1/11 (晴れ) 外壁サイディング工事 内部造作大工工事
本日は、外壁破風取り付け工事、断熱工事を行いました。3番目の写真は、壁~天井の断熱の施工写真、4番目の写真は床下の断熱施工写真です。
 


1/17 (晴れ) 外壁サイディング・コーキング工事 内部造作大工工事
本日は、外壁サイディングのビス頭タッチアップ工事及び目地コーキング工事、内部防湿シート張り工事、 天井ボード張り工事等を行いました。上段左の写真は、タッチアップ処理、右側は目地コーキングのマスキ ングテープ(隣接部分の養生、汚れ防止のためのテープ)を貼っているところです。下段は、天井と壁との防湿シートのジョイント部分をテープで止めているところと、間仕切り部分の施工状況です。
 


1/19 (晴れ) 内部造作大工工事
本日は、内部造作大工工事を行いました。上段の写真は、壁~床の防湿施工の写真、中段は建材(床・木製 建具等)のF4☆☆☆☆の確認をしている写真、下段は、木製建具枠の取り付け及び階段の施工状況写真です。